【中日】5イニング連続出塁も無得点で引き分け 先発の柳裕也は6回無失点の好投
◇プロ野球オープン戦 中日0-0阪神(15日、バンテリンドーム) 中日は2回から5イニング連続でランナーを出すものの、打線がつながらず、試合は引き分けに終わりました。 【画像】中日先発の柳裕也6回96球無失点 4回まで完全投球 2回、1アウトから宇佐見真吾選手がエラーで出塁しますが、後藤駿太選手のレフトへのヒットで3塁を狙うも、レフトのノイジー選手が素早く3塁へ返球してアウト。 その間に打者の後藤選手は2塁へ進み、チャンスを作りましたが、村松開人選手が空振り三振に倒れ、先制とはなりません。 続く3回には、2アウトから1番・大島洋平選手がヒットで出塁するも、2番・三好大倫選手の打球をセカンドの中野拓夢選手がダイビングキャッチ。三好選手はセカンドゴロに打ち取られ、2イニング連続で阪神の好守備に攻撃を阻まれます。 また0-0で迎えた5回には、1アウトから村松選手が2ベースを打ち、チャンスを作りますが、木下拓哉選手と辻本倫太郎選手が凡退し、先制とはならず。 6回は1アウトから三好選手が1ボール1ストライクから6球連続ファウルで粘ると、9球目をライトへ打ち返し、中日は5イニング連続でランナーを出します。しかし後続が打てず、阪神の先発・青柳晃洋投手に6回無失点の好投を許しました。 投げては先発の柳裕也投手が、4回までパーフェクト投球を見せるなど、阪神打線を6回無失点に抑え、試合は0-0のまま終盤を迎えます。 0-0で迎えた8回、中日は3番手で登板した藤嶋健人投手が2アウトから、小野寺暖選手の打席で2球目を投じた後に違和感を訴えて降板。 急きょ登板することになった梅野雄吾投手は、2アウト2塁のピンチを作りますが、中野選手を空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けます。 9回には、守護神のマルティネス投手が連打で1アウト1、3塁のピンチを招きましたが、前川右京選手の強烈な打球をファースト・中田翔選手が好捕球。1塁ランナーは帰塁できず、ダブルプレーで得点を与えませんでした。 中日は9回裏の攻撃、先頭の三好選手がヒットで出塁するも、代打・山本泰寛選手がバント失敗。続く中田選手がレフトへ大飛球を打つも、フェンス手前で失速してレフトフライ。 カリステ選手がヒットを打ち、2アウト1、2塁のチャンスを作りますが、細川成也選手が見逃し三振に倒れ、試合は引き分けに終わりました。