義実家に帰省しており今日の午後帰る予定ですが、今朝テレビを見た夫から「混むからもう一泊しない?」と言われました。気を遣いますし、渋滞の予報で予定を変えるなんてバカげていますよね?
てんやわんやの師走を越して、ようやく迎えた年末年始の長期連休。今年度は「奇跡の9連休」とあり、帰省に旅行と予定を詰め込んでいる人も多いだろう。 【画像】2023年度の年末年始期間に高速道路下り線で生じた10km以上の渋滞回数と、事前の予測値の比較 そうしたなか、予定を台無しにしかねないのが高速道路の大渋滞だ。NEXCO各社が発表する事前の渋滞予測などを参考に、混雑を避けたいところだが……そもそもこの渋滞予測、どのくらい信じてよいものなのか。 ここでは今回の年末年始についてのNEXCO各社による予測とともに、「過去の予測がどの程度正確だったか」についても検証してみたい。
上下線ともピークは1月2日に
今回の年末年始は、三が日に加えて1月4日と5日が土日にあたるため、例年よりも長い9連休が見込まれている。 渋滞への影響としては、「年が明けてから観光地に向かう」というケースが増加すると見られる。NEXCO各社による予測でも、下り線のピークは年末と年始のそれぞれに生じる見込みだ。 まず年明け前のピークは、連休初日となる28日(土)とそれに続く29日(日)。ただ両日とも30kmを超える渋滞は見られず、東名の綾瀬SIC付近と、伊勢湾岸道の弥富木曽岬IC付近の2箇所で予想される25kmの渋滞が最長とされる。 なお年が明け1月2日に下り線のピークが再度到来すると、各地で20km~25kmの渋滞が頻発する。関東では中央道の日野BSや東名の綾瀬SIC、関越道の高坂SAや東北道の羽生PA、中部~関西では東名の豊田JCTや名神の大津ICと、よく知られた渋滞スポットが混雑する見通しだ。 1月2日には上り線のピークもやってくる。とりわけ長いのが東北道加須IC付近と関越道高坂SA付近からの渋滞であり、いずれも30km程度の予想。さらに中央道では、小仏TN付近と高井戸出口付近でそれぞれ20km~25kmの渋滞が発生すると見られる。 1月3日の上り線も、東北道加須IC付近と関越道高坂SA付近で30km~35kmほどの渋滞が見込まれるなど、Uターンラッシュが続く見通し。Uターン時の混雑を避けるには、出発を4日あるいは5日にズラすのが有効だ。