冬の味覚カキが小ぶりに…生産量減 背景に長く続いた猛暑 「寒くなれば」今後に期待も
各地で成長が遅れるなどピンチに陥っているカキ。 一方で気温さえ下がればサイズアップも望めるといいます。 福岡県糸島市の漁協では… 糸島漁業協同組合 鹿毛俊作業務課長 「今から寒くなればすぐグッと大きくなって、1週間でものすごく成長します」 光明は出荷を遅らせていた宮城県でも。宮城県漁協によると、出荷解禁を遅らせたかいもあって、小ぶりながらも身の入りは良くなっているといいます。 宮城県漁協によると、今シーズンは去年より70トンほど多い、920トンの生産を目指しているということです。 厳しい状況にある中、回復の兆しも見えてきたカキ。今年もぷりっぷりの“海のミルク”、楽しめるといいですね。