【インドネシア】奇瑞傘下の捷途、ディーラー開設で販売開始
中国の自動車メーカー、奇瑞汽車(チェリー)傘下のブランド「JETOUR(捷途)」は15日、インドネシアの首都ジャカルタ北部にディーラーを開設し、正式に同国での販売を開始したと発表した。 JETOURは7月、国内最大の自動車展示・販売会「ガイキンド・インドネシア国際オートショー(GIIAS)2024」で、5人乗りスポーツタイプ多目的車(SUV)「DASHING」と、7人乗りSUV「X70PLUS」を発表し、インドネシア市場に新規参入していた。10月には、西ジャワ州ブカシにある地場ハンダル・インドネシア・モーターの自動車組立工場で両モデルの生産を開始している。 価格は、DASHINGが3億9,880万ルピア(約387万円)から、X70PLUSが4億1,480万ルピアから。いずれも年内の限定価格。 ディーラー第1号は、北ジャカルタ・プルイット地区に開所した。今後5年間で、インドネシア全土に4S(新車販売、アフターサービス、部品供給、情報提供)対応のディーラーを100カ所開設していく計画。 JETOURは声明で、同ブランドは設立から6年間で世界62カ国・地域に参入しており、累計販売台数は140万台に達すると説明した。