シンガポール航空とガルーダ、提携強化 シンガポール-ジャカルタ1日最大14往復に
シンガポール航空(SIA/SQ)とガルーダ・インドネシア航空(GIA/GA)は、シンガポール-ジャカルタ線を増便し、1日最大14往復運航する。両社は今年7月にシンガポールの競争・消費者委員会(CCCS)から共同事業(JV)の認可を取得しており、両都市間の輸送能力を増強するほか、業務提携の強化を図る。 【イメージ】シンガポール航空が公開した新シート シンガポール航空のジャカルタ線は現在1日6往復で、現地時間11月22日から同2往復を追加し、増便後は1日8往復となる。ガルーダのシンガポール線は現在1日最大4往復で、12月1日に1日2往復を追加。増便後は1日最大6往復運航する。両社の増便分はコードシェア(共同運航)の対象となる。 両社は現在、シンガポールとインドネシアの4都市(デンパサール、ジャカルタ、メダン、スラバヤ)を結ぶ路線と、シンガポール-ロンドン(ヒースロー)・ムンバイ線でコードシェアを展開している。増便する12月1日以降のコードシェアは週390便に拡大。このうち両国間は週362便を予定している。 このほか2025年1-3月期(第1四半期)には、マイレージプログラムの提携も強化。コードシェア路線でのマイルの獲得・交換が可能となるほか、共同運賃商品の導入も予定する。
Yusuke KOHASE