【ＮＨＫマイルＣ】アスコリピチェーノは直線の進路取りに苦労も…能力証明の２着 ルメール「いい脚を使ってくれた」
［ＧⅠＮＨＫマイルカップ＝２０２４年５月５日（日曜）３歳、東京競馬場・芝１６００メートル］ アスコリピチェーノは１番人気とはいえオッズはジャンタルマンタルと横並びの２・９倍。文字通り２歳牡馬と人気を二分し、雌雄を決する一戦となったが、結果は２馬身半差の完敗に終わった。 ただ、その差がそのまま力差ではあるまい。外めから堂々と抜け出したジャンタルに対し、直線半ばで進路取りに苦労して右往左往するシーンも（内に斜行したとしてマスクオールウィン＝岩田康とともに過怠金３万円）。ラスト１ハロンでスペースができてからは脚を伸ばしたものの時すでに遅し。それでも２着まで浮上したのは能力上位の証しだろう。 「いい位置がとれてすごくいい競馬ができました。スローペースで最後狭くなってしまいましたが、その後もいい脚を使ってくれましたね」とルメール。続けて「千六がベストでしょうが、もう少し距離があっても対応できると思います」と今後の見通しを語った。
東スポ競馬編集部
