【日本ダービー】「勝率80%」をマークする“逆転候補”と3着なら十分に狙える“穴馬”とは?
~日本ダービー・過去10年の傾向分析~
過去10年、毎年連対している前走・皐月賞組が〔8.9.6.70〕で、圧倒的な成績を挙げている。その中でも、二冠を狙う皐月賞馬は〔2.4.1.3〕連対率6割。王者としては少々物足りないようにも思えるが、「無敗の」皐月賞馬が引き続き同じ鞍上という条件ならば〔1.2.0.0〕のパーフェクト連対。馬券の軸にはジャスティンミラノを据えたい。
相手も皐月賞敗退組から。皐月賞を5番人気以内で出走し、5着以内かつ0.5秒差以内だった馬に、芝2000mの重賞勝ち実績があれば〔4.0.0.1〕勝率8割。このデータなら逆転も期待できるシンエンペラー。 ◇前走レース別成績 ・皐月賞〔8.9.6.70〕 ・京都新聞杯〔1.1.0.18〕 ・青葉賞〔0.0.3.19〕 ・プリンシパルS〔0.0.1.8〕 ・NHKマイルC〔0.0.0.16〕 ・スプリングS〔0.0.0.1〕
過去10年中9回は5番人気以内同士のワンツーで決まっており、上位人気勢が強力だが、こと3着馬に限っては半数以上の6頭が6番人気以下。その6頭中3頭は前走が皐月賞以外の組だった。あくまでも穴候補として、非皐月賞組の狙い目を検討してみたい。 こちらは、キャリア4~5戦の馬が前走で芝2200m以上に出走し2番人気以内かつ連対、さらに芝2000m以上のレースで上がり最速を計時しての1着実績があれば〔1.0.2.2〕複勝率6割。シュガークンに注目。