高校時代は選手権得点王 J3長野・山本大貴が現役引退を発表 Jリーグ通算で43得点
J3・長野パルセイロは30日、山本大貴選手が現役を引退することを発表しました。 現在32歳の山本選手はルーテル学院高時代に、第88回全国高校選手権大会で5ゴールを挙げ、大会得点王に輝くと、駒沢大学を経て、14年にベガルタ仙台でプロデビューを果たしました。その後は、松本山雅FCやファジアーノ岡山でプレーし、22年に長野パルセイロに加入。昨シーズンはJ3で27試合に出場し、8得点を記録。Jリーグ通算で43得点を記録しています。 【画像】J1名古屋のキャンプに武田修宏氏・中澤佑二氏が合流「専門的な見地から指導いただきます」 山本選手はクラブを通じてコメントを発表。 「パルセイロから契約満了を伝えられた時は、すごく悲しかったです。年齢を重ねていく中で、一年一年が勝負のシーズンになる事はわかっていました。自分としては試合の結果だけではなく、普段の練習への取り組み方や態度、姿勢なども評価して欲しかったです。でも、チームとしては結果を出せなかったのは事実で、仕方がないと思っています。今思うと、最終戦でゴールを取ることができ涙したのは、これが最後だと自分の中で感じとっていたのかなあと思います」と振り返りました。 そして、最後には妻への感謝を伝えながら、「山本大貴の第二の人生も、よろしくお願いします」とつづりました。