王林 ミュージカルに初挑戦!セクシーな役どころに戸惑いも「王林が垣間見えないように」色気のある芝居に奮闘
訛(なま)っている王林もうまく生かしたい
――王林さんが思う、ウーラの魅力を教えてください。 ウーラはスウェーデンで生まれてアメリカに来て、女優になるという夢を持っています。スウェーデン語混じりの英語を話すところにお茶目さが出ていたり、自分のことをあまりセクシーだと思ってないけど、女性としての魅力があふれ出ていたり、人として可愛らしいところがいっぱいあったりするので、そこをうまく表現できるように頑張りたいです。 ――王林さんも青森から東京へ来て俳優として活躍しています。共感する部分はありますか? そうですね。アメリカへ渡って頑張っているところもですし、スウェーデン訛(なま)りっていうところも、王林に通じる部分だなって感じます。そこが、ウーラ役を王林がやる意味でもあるのかなと。普段の、この訛っている王林もうまく生かしながら、ウーラを演じられたらなって思っています。 濵田崇裕&神山智洋の印象は?――濵田さんと神山さんの印象はいかがですか? 2人ともバラエティ番組とかで一緒になることがあります。 濵ちゃん(濵田さん)は場の空気を盛り上げてくれるし、 声が大きいので(笑)、緊張感がある稽古場でも濵ちゃんの声が響くと明るくなります。あと、発想が変わっていて、突然言い出す言葉に元気をもらえます。前向きな方なので、自分が「これ難しいな」って思ったときも、濵ちゃんの一言で頑張れます。 神ちゃん(神山さん)はダンスがすごく上手で、バラエティのダンス企画で一緒になったときも、振り付けを先生みたいに丁寧に教えてくれました。ウーラは神ちゃん演じるレオと一緒に踊るシーンが多いですが、今回も引っ張ってくれてすごく心強いです。 メンタル的なところで元気をくれる濵ちゃんと、先生みたいな安心感のある神ちゃん。素敵な2人と一緒にできて、すごくうれしいです。
好きなタイプは舘ひろし!「もう虜(とりこ)」
――陽気なリーダータイプのマックスと、ちょっと気弱だけれど優しいレオ。正反対なキャラクターですが、王林さん自身はどちらに惹かれますか? うーん…マックスは女性に対して軽いところがあるし、レオは結構、消極的なのでグイッと来てほしいけれど…(笑)。でも、ウーラがレオに惹かれる気持ちには共感できます。 ――では「いいな」と思うのはどんなタイプの人ですか? 私が好きなタイプは、舘ひろしさんです!ダンディで色気があって、でもお茶目なところもあって、もう虜(とりこ)です。しかも、あんなにバスローブが似合う方って、なかなかいないと思います。バラとかも自然にわたせたり、海外の方がやりそうなことが、すごくナチュラルに似合うと思います。 ありがたいことに、「舘さん、好き好き!」って言い続けてたら、お会いする機会を作っていただけて。実際にお話ししたら、私のなかで魅力がどんどん爆発していきました。 だから、舘さんを超える男性に出会う日は来るのかな…って。私はもう舘さんに会わないほうが、いろいろな男性の魅力に気づけるんじゃないかって思うくらい(笑)、今は飛び抜けて舘さんが好きなので、そういう方がいたらいいなって思います。 美と健康の秘訣は「噛みしめる」――王林さんは、今回の衣装のセクシーなワンピースや、最新シングル『So what』のMVで披露したタイトスーツなど、スタイルの良さを生かした着こなしも話題です。美と健康の秘訣を教えてください。 私、お酒もすごく飲むし、青森ってしょっぱい食べ物が多くて塩分をたくさん摂るから、むくみもすごいですし…(苦笑)。食べるものに気をつかったり、筋トレもしたりしますけど、いつもお酒飲みながら「幸せだな、しょっぱいの美味しいな」って噛みしめています。それが私の秘訣です(笑)。 幸せだけじゃなくて、ご飯もちゃんと噛みしめています。テレビを見ながらとか、他のことをしながら食べていると、気づかないうちに食べ過ぎちゃったり、満足感が得られなかったりする気がして。だから自分は、そのときのご飯と幸せを噛みしめて、お腹も心も満たしながら食べています(笑)。 ――なかでも好きなお酒やご飯はありますか? 青森は日本酒が本当に美味しいので、日本酒をよく飲みます。シードルもすごく美味しいです。ワインもクラフトビールも、青森には美味しいお酒がいっぱいあるので、そのときのご飯に合わせて飲んでいます。 食べ物は…私、調味料を重視して生きてるっていうか、「どんな味がいいか?」から始まるんです。「今日は醤油を求めてる!」と思ったらお寿司を食べに行く。「めっちゃポン酢の気分!じゃあ、しゃぶしゃぶだ」とか。 なかでも好きな調味料は、コンソメです。コンソメ粉末を持ち歩いていて、サラダにもお寿司にも、何にでもかけて食べます。コンソメは洋食だけじゃなくて、何にでも合う調味料だと思うので、今はコンソメと向き合うことが多いです。ずっと「コンソメが好き!」って言っていたら、ありがたいことにコンソメのCMのお仕事をいただきました(笑)。 ――食を大切にして、楽しんでいる気持ちが伝わってきます。 食もですし、自分に自信を持って楽しむことも、大事かもしれません。『So what』では独特な衣装を着させてもらいましたが、「これ着てる自分カッコいいよね!」って思っています。ファッションやメイクって自分に自信をつけるものだと思うので、内側からその魅力をしっかり出せるように、特に攻めた感じの衣装を着るときは、自分を褒めてあげるようにしています。