小池都知事、若者に「コロナ甘く見ないで」 「こんなはずじゃなかった」では手遅れ
「若い人に特に申し上げたいことがあります」 東京都の小池百合子知事は30日、緊急記者会見の中で、こう切り出す場面があった。小池知事は、「若者のみなさんは軽症や無症状、それから『若いから大丈夫だ』と思われがち」だとしつつ、若者でも入院したり、重症化したり、後遺症に悩む人が多くいると指摘。「こんなはずではなかった。そう思った時にはもう遅いんです。皆さん自身の将来を守るために、日々の行動を改めて見直してください」と呼び掛けた。 【会見動画】小池知事、若者に「コロナ甘く見ないで」 緊急事態宣言“要請の可能性”も言及
小池知事は若者に向け、「コロナを甘く見ないでください。夜間の外出もしばらくはなし」と警告。「軽症、無症状のまま行動して、結果として感染が拡大すると、コロナ患者のために医療がさらにひっ迫します。ひいてはコロナ以外の救急医療や通常医療も圧迫されてくるのです。受けられるはずの医療が受けられなくなる。助かるはずの命が助からなくなる。だから、『若いから大丈夫』ではありません」と強調した。