【マネしやすい海外インテリア実例】海外ドラマや映画のようなおしゃれ部屋を作るテクニックをインテリアのプロが解説!
3 本棚は住み手の知性や感性を反映した 知的でオリジナリティあふれるインテリア
海外インテリアでよく目にする、壁いっぱいの本棚。サイズや色の異なる本がずらっと並ぶ圧巻な眺めは、収納を通り越してもはや壁面アートの域です。 とはいえ意外と取り入れやすいので、ぜひ試してみてください。 本棚のあるリビング。ソファの背景となっている大きな本棚は、住み手の知性や感性、バックグラウンドを物語る唯一無二のインテリア。 本棚の前にはパーソナルチェアとフロアランプが置かれていて、住み手がここに座って本を読む豊かな時間が想像できます。 北欧の名作ソファを主役にややカジュアルなクッションを置くことで、実際にこの場所がリアルに使われていることが伝わってくるはず。 From:Beautiful UK 2021 February
注目は、ダイニングの本棚。本以外の食器やグラスなど、ダイニングで使うものがオブジェのように並べられていますが、ここにもポイントが。 異なるサイズや色の本、モノを魅力的に見せるなら、棚の水平ラインを守ってください。
プロの意見を聞いてみると、意外にもすぐに取り入れられそうなアドバイスがたくさん。是非、家具選びや模様替えの参考にしてみてください。 【Profile】 伊藤直子(いとう・なおこ) 百貨店にて外商顧客向け住宅インテリアデザインにかかわったのち、独立してRIDEAUX(リド)を立ち上げ、住宅・モデルハウス・レストラン・ショールームのインテリアデザイン・スタイリングを手掛ける。 町田ひろ子インテリアアカデミー講師として、後輩の育成にもあたる。国産材などを使ったスタイリングが日経新聞などのメディアにも多数紹介される。 連載当時から漫画『ベルサイユのばら』の大ファン。モダンリビングが主宰する個人邸のインテリアスタイリングサービス「ML STYLING」の認定コーディネーターとしても活躍中。