【マネしやすい海外インテリア実例】海外ドラマや映画のようなおしゃれ部屋を作るテクニックをインテリアのプロが解説!
海外ドラマや映画に登場するようなお洒落なお部屋に憧れをもちながらも、どのようにスタイリングすればよいのかわからない…と悩んでいる人が多いのではないでしょうか。 【写真でチェック】鮮やかな色使いやアートを取り入れて、センスあふれるお部屋に! そこで、住宅やモデルハウスなどのスタイリングを手掛けるインテリアコーディネーターの伊藤直子さんが、鮮やかな色使いやアートの飾り方など、お部屋に海外テイストを取り入れる際のテクニックを解説します。
1 ベースカラーにアソートカラー、差し色も。 3色使いでミックススタイルを洗練させる
魅力的な海外インテリアの多くは、異なるスタイルがミックスされています。 モダンなガラステーブルにクラシックなアートとアンティークミラーというように、異なったスタイルを1つの部屋に同居させています。 バラバラになりがちなインテリアをバランスよくまとめる秘訣は、何か1つの要素を統一すること。ここでは色使いを統一しています。 ベースカラーは壁のダークブラウン、アソートカラーとしてソファやカーテン、ブランケットなどにイエローゴールドを採用し、ほんの数滴、赤いクッションを差し色に。 壁のアートにもイエローゴールドとレッドが入っているので、自然と空間全体がつながって見えます。 長いフリンジのクッションはどこかプリミティブな雰囲気を漂わせながら、ここにも赤を効かせインテリアになじませています。 From:House Beautiful UK 2021 November
2 強い色を使う際は突出しないよう、他のアイテムにもリフレインさせる
ここで紹介する部屋のインテリアポイントは、個性的な色使いと柄のあしらい。 まるで太陽を部屋に持ち込んだようなブライトレッドを面積多く使うことで、元気で楽しいインテリアになっています。 日本ではここ何年か“色”を楽しめていなかった印象がありますので、今年は自分を少し解放し、このようなブライトカラーを取り入れてみてはいかがでしょう? 複数の柄を取り入れながらも、まとまりのあるインテリアにするコツは、色を増やさないこと。アクセントカラーは1色か2色に絞りましょう。
アールデコを連想させる大胆な幾何学模様のパーテーションが主役のリビング。背景の白壁とキャビネットがブライトレッドの引き立て役です。 パーテーションを部屋になじませるため、同色をブランケットやラグにリフレインし統一感をもたせています。