娘のバイト先が交通費往復「300円」支給、まかないも「300円」です。これって”実質無料”になりますか?
まかないを実質無料で提供するためには賃金を増やす必要がある
まかないは給与の現物支給に該当するケースがあるため、無料で提供すると税金がかかる可能性があります。しかし、まかないを有料にすると働き手を確保できない可能性が考えられるでしょう。 そのため、まかない代を給料に上乗せすることで、アルバイトに応募してくれる人員を増やすという対策が考えられます。
まかないは賃金を上げることで実質無料になる
今回は、アルバイト先で300円のまかないが提供されているものの、交通費で300円を支給していることで実質無料になるかどうかのケースでした。 まかないを無料で提供すると給与の現物支給となり、所得税が発生するおそれがあります。その対策として、賃金を上げることでまかない代を「実質無料」にするアルバイト先があることは考えられるでしょう。 今回のケースのように交通費として一律300円を支給しているアルバイト先は、まかない代を実質無料にしているのかもしれません。 出典 国税庁 No.2594 食事を支給したとき 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部