NHK朝ドラは国民の「習慣」? 好きな作品1位は「カーネーション」「あさが来た」を抑えた名作
1961年度から放送が続いているNHKの朝の連続テレビ小説(朝ドラ)。現在は、橋本環奈さんがヒロインを演じる「おむすび」が放送中で、11月からは、2021年度後期に放送された「カムカムエヴリバディ」の再放送も始まりました。出演する俳優、ドラマの展開などをめぐり、なにかと話題になる朝ドラですが、みなさんはどれぐらい関心をお持ちなのか――。AERA dot.編集部が読者アンケートを実施したところ、「朝ドラを見る習慣がある」という方は68%と、「習慣がない」という方の2倍以上になりました。歴代の「朝ドラ」に関する読者アンケートを実施しました。その結果を発表します。 【写真】4度の不倫報道でも絶対に“干されない”朝ドラ経験もある女優がこちら * * * アンケートは11月13日から20日まで実施し、最終的に901人からご回答いただきました。ご協力してくださったみなさま、ありがとうございました。 まず、「朝ドラを見る習慣がある」という方は68.5%。「習慣がない」の31.5%を大きく上回る結果となりました。男女別に見ると、女性は7割、男性も6割が「見る習慣がある」を選んでいました。 見る習慣が「ある」という方のなかで、歴代の「朝ドラ」のなかで一番好きな「作品」を選んでいただいたところ、下記のような結果となりました(候補は、2000年以降の作品から、ビデオリサーチの視聴率データをふまえて選定)。 1位「あまちゃん」17.9%(2013年度前期/主演・能年玲奈) 2位「あさが来た」12.5%(2015年度後期/主演・波瑠) 3位「カーネーション」10.1%(2011年度後期/主演・尾野真千子) 4位「マッサン」8.4%(2014年度後期/玉山鉄二 ・シャーロット・K・フォックス) 5位「ひよっこ」7.7%(2017年度前期/有村架純) なお、6位以降は「ちゅらさん」「まんぷく」「花子とアン」と続いた後、今回は選択肢には挙げていなかった「虎に翼」がランクインしました。 ■「あまちゃん」が1位になった理由 1位になった「あまちゃん」は、脚本家・宮藤官九郎さんによる作品で、能年玲奈(のん)さんがヒロイン・天野アキを演じました。2011年3月11日に発生した東日本大震災を劇中でも描き、天野アキを中心にしたアイドルグループたちが復興に奮闘する姿に、朝から元気をもらった方も多かったのでは。オープニングテーマ曲も、耳に残るものでした。