日本製鉄など7社、日本海の二酸化炭素回収・貯留構想でJOGMECから試掘調査など受託
日本製鉄など7社が、日本海側東北地方で事業化を検討しているCCS(CO2の回収・貯留)構想が、エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の委託事業に選ばれた。7社は共同で、事業化に向けた基本設計作業、試掘調査などに着手する。 計画では、日本製鉄九州製鉄所(大分地区)などで分離回収したCO2を貯留適地候補へ海上輸送し、貯留する。昨年度は事業性調査を実施。技術面、経済性の両面で基本設計作業を進め、2030年度の操業開始を目指す。