海自の異形ステルス艦が実任務に!「中国の超あやしい船」九州沖を横断 日米演習との関係は
与那国島や尖閣諸島の至近をウロウロ
防衛省・統合幕僚監部は2024年10月22日、鹿児島県沖で中国海軍のドンディアオ級情報収集艦1隻を確認したと発表するとともに、海上自衛隊が撮影した写真を公開しました。 同艦は、22日午前11時頃、奄美大島の西約100kmの海域を東進。その後、当該艦艇は奄美大島と横当島(鹿児島県)との間の海域を北東進したといいます。 【全国各地に出没!】怪しい中国情報収集艦の外観&航行ルート これに対し海上自衛隊は、神奈川県の横須賀基地を母港とする護衛艦「もがみ」や、呉基地を母港とする補給艦「とわだ」、沖縄県の那覇航空基地所属のP-3C哨戒機によって、所要の警戒監視や情報収集を行ったとしています。 なお、23日より日米共同の大規模実動演習「キーン・ソード」が始まっています。この演習は11月1日まで行われる予定で、日米双方の艦艇約40隻、航空機約370機、人員約4万5000人が参加して、島しょ防衛を想定した水陸作戦や空挺降下、ミサイル防衛、海上交通の安全確保などといった訓練が日本各地で行われる予定です。
乗りものニュース編集部