中京大中京の右腕・高橋と智弁学園打線の対決 センバツ交流試合・第3日の見どころ
2020年甲子園高校野球交流試合(日本高校野球連盟主催、毎日新聞社、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は第3日の12日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2試合がある。第1試合の智弁学園(奈良)―中京大中京(愛知)の見どころを紹介する。 【写真特集】県岐阜商・佐々木が第1号 今大会の全ホームラン ◇第1試合(10時) 智弁学園(奈良=準決勝敗退)―中京大中京(愛知=優勝) ※左が一塁側、かっこ内は県名と独自大会の成績 今年は中止したが毎年6月に練習試合を行っており、甲子園では初対戦。中京大中京の最速154キロ右腕・高橋を、昨秋公式戦で計14本塁打を放った強打の智弁学園が打ち崩せるかが鍵だ。 中京大中京の高橋は変化球のキレも良く、打ち崩すのは容易ではない。打線も2番・中嶌、3番・中山を軸に上位は得点力が高い。 智弁学園は昨夏の甲子園で1年生ながら4番を務め、昨秋の打率5割8分6厘、6本塁打、17打点でチーム3冠王の前川が中心。1番・白石ら甲子園メンバー9人が残り、「つなぐ気持ちでやらせたい」と小坂監督。球のキレが持ち味の左腕・西村と、球威のある右腕・小畠の両2年生が序盤からリードを許さないようにしたい。