中日ドラフト6位指名の有馬恵叶、『宏斗スプリット』学びたい 「細かい落ち方や握り」に興味津々
中日からドラフト6位指名を受けた愛媛・聖カタリナ高の有馬恵叶投手(18)が10日、CBCテレビのドラゴンズ応援番組「サンデードラゴンズ」に生出演した。竜の日本人投手の誰よりも高い190センチを誇る右腕は、話してみたい先輩に「プレミア12」で日本代表に選出された高橋宏を挙げ、宝刀・スプリットの極意を学ぶ考えを示した。 経験豊富な先輩の存在は18歳の好奇心をかき立てる。「高橋宏斗投手と話したい。国際大会にも出ているし、すごい選手たちと一緒にプレーしていた。いろんなことを聞いてみたい」。ドラフト6位の有馬の目はらんらんと輝いていた。 190センチの長身を生かしたボールの角度が武器。最速146キロの直球とともに得意とするのがスプリットだ。聖カタリナ高2年の秋に独学で習得。「暇があったら指にボールを挟んでいました」。重要な場面で頼れる1球になったが、まだ完成形だとは思っていない。 縁あって結ばれた中日にはお手本がいる。高橋宏だ。スプリットは若き竜のエース候補の勝負球。186センチから繰り出す伝家の宝刀を武器に打者を切り伏せ、最優秀防御率を獲得した先輩に対して「細かい落ち方や握りなど勉強したい」と既に興味津々だ。
中日スポーツ