【若松ボート(ナイター)一般】西山貴浩 転覆の影響は大きかったが準優に進出/5枠から優出切符を狙う
<4日・若松ボート・5日目> 不屈の闘志で走る。西山貴浩(37)=福岡・97期=は初戦で転覆(選手責任外)の憂き目を見たが、めげることなく予選を6位通過。2枠だった準進9Rでは4着だったが、予選で積み上げたポイントが利いて準優5枠に収まった。 【ボートレース2025年度のグレードレース日程を発表】 転覆でペラが交換になっただけでなく、エンジン本体にもダメージが及んだ。「伸びられるし、回って全く進んでいない」と大きくパワーダウン。しかしここはホームの若松。「いいところには来たがもう少し。現状のペラを、チルトも含めて煮詰めてみる」。持ち前の整備力、ペラの調整力を最大限に発揮して、上位とも戦えるレベルまで持ち直してみせた。 準優はトリの11Rに登場する。年明けの日曜日とあって西山に大きな声援が飛びそうだ。地元への愛を原動力に優出をたぐり寄せる。