【40代・50代の骨盤を整える「床バレエ」⑤】床バレエで反り腰解消! 骨盤を整えて美姿勢に
おしゃれな服を着ても、姿勢が悪いと年齢以上に老けて見える。最近急増している悪い姿勢の代表は、お腹がぽっこり出た「反り腰猫背」。骨盤の歪みを整える床バレエで反り腰を解消して、一日中、美しい姿勢をキープしよう!
反り腰&ぽっこりお腹も解決! 腰アーチつぶし
反り腰の人は前ももが硬く、股関節の動きが悪くなっている。そこで、太ももをストレッチしながら、反った腰のアーチをつぶすようにお腹にギュッと力を入れて、骨盤の歪みをリセット。反り腰が改善して姿勢がよくなるとともに、お腹に力が入るようになってぽっこりお腹もへこむ。
1.あお向けで左膝を両手で抱える あお向けになり、左膝を両手で抱え、右脚は真っすぐ伸ばす。
2.お腹に力を入れて腰のアーチをつぶす 膝を胸に引き寄せながら、腰のアーチをつぶすようにお腹に力を入れて下腹をへこませる。お腹をぺたんこにしたまま5呼吸繰り返そう。反対の脚も同様に。
\POINT/ 腰をぺたっと床に押しつけるように、お腹に力を入れる。息を吸ってお腹をへこませて、息を吐くときにはそのお腹をキープ。息を吸うたびにお腹をどんどんへこませるように意識して。
3.両足のつま先を左へ振る 両手を頭の後ろに添え、膝を軽く曲げて両脚を上げる。両膝をそろえたら、下腹に力を入れて腰のアーチをつぶした状態をキープして、股関節から両足のつま先を左へ動かそう。
4.両足のつま先を右へ振る 次にお腹をへこませたままで、両足のつま先を右へ動かす。左右交互に15秒、つま先をゆっくり動かそう。
「つま先を左右に動かすことで、骨盤が自然に動いて調整されます。また、つま先を動かすときは、腰のアーチをつぶすようにお腹にずっと力を入れ続けましょう。脚の動きが負荷になって、お腹の筋肉をより刺激してくれます」(竹田純さん)
【教えてくれたのは】 竹田純さん バレエダンサー・フィットネストレーナー。一般社団法人床バレエ協会代表。パリでクラシックバレエやコンテンポラリーダンスを学んだ後、フランスをはじめヨーロッパのバレエ団で活躍。現在、指導者としてSNSやYouTubeで床バレエの情報を発信。著書『マネしたらやせた! 30秒だけ床バレエ』(講談社)も好評 撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/木村三喜 取材・原文/山本美和