「本当に俺の子?」「俺の稼ぎがなきゃ生きていけないくせに」ゴミ捨てもできない無能なモラハラ夫に我慢の限界!【作者インタビュー】
妊娠したら、旦那は「本当に俺の子ども?」と言った……!ラブラブだった結婚生活が一変!結婚して気づく旦那のモラハラ体質…。つわりがひどく、入院して距離を置くことができたと思ったものの、病室に見舞いにきた旦那は心配の言葉もなく「マンションがゴミだらけだから、早く帰ってこい」という…。自己中心的な旦那にとうとう「離婚」の二文字を突き付けた「家事をしないと死ぬ旦那」(@kodomodannashinu)を紹介する。 【漫画】本編を読む ■私は家政婦じゃない!何もしない夫に「うちも!」妻たちの共感が止まらない 作者である嫁ちゃん(七五三絹)がこの作品を投稿し始めたのは、彼女自身が体験した結婚生活のストレス発散がきっかけ。結婚当初から旦那が「クソ」であることに苛立ちを感じ、離婚を決意した今、彼女は「なぜあんな男と結婚してしまったのか」と振り返る。「こんなつらい思いをする女性が一人でもいなくなってほしい」と願いを込めて、この漫画を描いたとのことだ。星の数ほどいる男性の中で、たまたまモラハラ男性に当たってしまったが、次の人生に向けて前向きに歩き出すため、早く忘れてしまおうとする自戒と啓発も込められている。 恋愛の熱に浮かされていた当時は、「なんで旦那が好きだったんだろう?」と今になって疑問に思うという。「恋の熱と勢いだけで結婚すると痛い目を見る」と痛感し、「彼は素敵な旦那様になってくれる」「彼が大好きだから子どもができたらいい父親になってくれる」と思い込んでいた自分の浅はかさを恥じているそうだ。結婚する前に、「彼が本当に夫としての才覚があるのか」「人柄に問題がないか」「家事ができるか」など、多くのことを確認するべきだったと後悔している。 離婚を決意した理由については、決定打と言える出来事がいくつもあり、「コップの水が溢れるように」限界に達したと語る。彼女は離婚について悪いものではないと感じており、「関係の終わりであり、美容室で髪が長くなったので切りたくなったから切るのと同じ」と捉えている。結婚生活でのモラハラを我慢することは素晴らしいことではない、と強調する。 読者からのコメントは、作者にとって大きな励みとなっている。過激なコメントも含め、読者に楽しんでもらえていることに喜びを感じており、「悪役令嬢の第二王子くらい胡散臭い」というコメントが特に面白く印象に残っているそう。本作品以外にも、関連作品をいくつか投稿している作者。興味のある人はぜひチェックしてみてほしい。 取材協力:嫁ちゃん(七五三絹)