NBAオールスターゲームが新たにトーナメント形式へ ファン投票は日本時間12月20日開始
NBAとNBPA(選手会)は12月17日(日本時間18日)、サンフランシスコ・ベイエリアで開催されるNBAオールスターゲーム2025の新形式を発表した。 【動画あり】ヤニス・アデトクンボがNBAカップ決勝でトリプルダブルの大活躍!MVPにも輝く! NBAオールスターゲーム2025は2月16日(同17日)にゴールデンステイト・ウォリアーズの本拠地チェイス・センターで開催される。 オールスターゲームはNBA史上初めて4チームが3試合を行うミニトーナメント形式となる。2チームずつが準決勝の第1試合と第2試合で対戦し、それぞれの勝者が決勝戦(第3試合)で対戦するかたちだ。どの試合も先に40得点に達したチームの勝利となる。 各チームは8選手で構成され、『TNT』のNBAアナリストによって選ばれる。オールスターゲームに選出された24選手を均等に3チームに分けるかたちで、ロスターはTNTの『Inside the NBA』のコメンテーターであり、名誉チームのゼネラルマネージャーであるチャールズ・バークリー、シャキール・オニール、ケニー・スミスがドラフト指名する。 アナリストの3人は2月6日(同7日)、TNT が生放送するNBAオールスタードラフトでそれぞれ「チーム・チャールズ」、「チーム・シャック」、「チーム・ケニー」の選手たちを指名する。 4つ目のチームは、1年目と2年目のNBA選手およびNBA Gリーグの注目選手が対戦する毎年恒例のライジングスターズで優勝したチームとなる。TNTアナリストでWNBAレジェンドのキャンデス・パーカーが名誉GMを務め、「チーム・キャンデス」となる。2025年のライジングスターズは2月14日(同15日)に開催予定だ。 24名のオールスター選手を選出する投票の形式は変わらない。両カンファレンスのスターターとなる5選手は、ファン(投票の50%)、現役のNBA選手(25%)、バスケットボールメディア(25%)の投票で決定。リザーブの7選手はNBAヘッドコーチ陣によって選ばれる。 NBAオールスターゲームのヘッドコーチ4名は、2月2日(同3日)の試合終了時に両カンファレンスで最高成績の2チームのコーチングスタッフが務める。イースタン・カンファレンスとウェスタン・カンファレンスの首位チームのヘッドコーチがそれぞれのオールスターチームを指揮。また、アシスタントコーチ1名がライジングスターズ優勝チームで、もうひとりのアシスタントコーチが残りのオールスターチームで采配を振るう。 NBAオールスターゲームに出場する4チームは、総額180万ドル(約2億7720万円/1ドル=154円換算)の賞金を競う。優勝チームの選手はそれぞれ12万5000ドル(約1925万円)、準優勝チームの選手はそれぞれ5万ドル(約770万円)、3位と4位のチームの選手はそれぞれ2万5000ドル(約385万円)を手にする。