ホンダ「HVで伝説をつくる」 2026年に次世代車投入、コスト半減で収益力強化
次世代システムは小型と中型の主要部品の共通化などにより、現行比で約30%以上のコスト低減が見込まれるという。現行システムは18年発売モデルの搭載技術に対しコストを25%削減しており、同社の狙い通りなら車両の収益性が18年モデル比で2倍に向上し、業績を牽引(けんいん)する。
HVを巡っては、SUBARUが新技術搭載車を今月発売、日産自動車も独自システム「e-POWER」の次世代技術を26年にも投入する予定で、商品力強化の動きが広がっている。ホンダはEV展開の一方で、引き続きエンジン領域の技術を進化させる研究開発を維持する。(池田昇)