大阪・阪神百貨店、ホワイトデーの傾向と対策の冊子「週刊返愛」創刊して大イベント
3月14日と言えば、ご存じ、男性を悩ませる「ホワイトデー」だ。バレンタインデーに義理チョコをもらったものの、お返しには何がいいのか。これが意外とやっかいで、義理返しをあなどってはいけないようだ。阪神百貨店では『週刊返愛』(A5サイズ、16ページ、定価0円)という、ユニークなホワイトデーのカタログを創刊した。これは男女各1000人以上のアンケートによるホワイトデーの実態調査を紹介したもの。まさにホワイトデーの傾向と対策がてんこ盛りとなっている。独自の調査は、今年1月7日~21日までの期間に実施し、女性1147名、男性1118名の回答を集計したもの。
もらってうれしいもの、嫌いなもののアンケート結果
「興味本位ではなく、あくまで、お客さまのための実用的なものですが、義理チョコ返しの成功例から失敗例まで、紹介しています。この2000人以上のアンケートで明らかになったのは、もらって辛い気持ちになるNGギフトが存在することです」(阪神梅田本店・販売促進部、佐藤陽介さん) 実際、女性に感謝されないNGギフトは、かなり興味深い内容だ。感謝の気持ちを伝えるつもりが、一つ間違うと、逆効果ってことになりかねない。 「もらってうれしいもの、嫌いなもの」のアンケート結果は以下。 「もらってうれしいもの」=1位洋菓子(73%)、2位和菓子(26%)、3位アクセサリー(24%)。嫌いなもの=1位下着(68%)、2位ぬいぐるみ(53%)、3位化粧品(28%)となっている。どうやら、下着やぬいぐるみは人気がなく、これで失敗する人が多い実態がわかった。何がいいのかプレゼントに迷う人は、人気ブランドのスイーツがベストだろう。 「もらって辛かったものは?」の回答には、思わず笑ってしまうほどで、これはユニーク。 セクシーすぎる下着(何を考えているのやら)、あげたものより安い(赤字です)、商品券(もっと考えて!)、高価すぎるアクセサリー(重い)、ぬいぐるみ(カワイイ!とは言ってみるが)、薔薇の花束(既婚者から)、化粧ポーチ(好みじゃないし)―。 「もらったものや金額で男性を格付けしますか?」の質問では、「する25%」「しない75%」 の結果に。お返しの内容が次の日から「仕事に影響しますか?」では、女性1147人の回答のうち、「する11%」「しない89%」。さて金額だが、義理チョコの場合、501円~1000円44%、1001円~2000円26%、500円以下13%。逆に1万円以上と答えた人も…。