「18時帰宅でも2時間半後に寝かせる!」20時台に消灯するための、鉄板ルーティンとは?
寝かしつけ準備から消灯までのルーティンとは?
夕飯後は、家の電気の数を少しずつ減らしていきます。調光できるライトでなくても、使っていない部屋の電気を消して、数を減らすだけでも大丈夫です。 夕食後は、食べたものを片付けたり、キッチンをリセットする方が多いと思いますが、これらも後回し! 先に、子どもたちが寝られる準備をします。食べたものをそのままに、寝落ちしてしまうのは避けたいという思いから、つい片付けを優先したくなると思いますが、子どもに関係ないことは徹底的に後回しにしていきます。 子どもたちは、ママが片付けをしている間におもちゃを引っ張り出し、新しいことに熱中し始めます。すると、さらに片付けが増え、遊びがひと段落するまで待つ時間も増えていきます。きょうだいがいる場合には、喧嘩をし始めるかもしれません。すると、ママがやらなければいけないことが増えることにもなるのです。 食後は、ゆっくりと寝かしつけ準備に付き合い、余裕があるなら絵本を読むなど、寝る前のルーティンを子どもと一緒にやるようにします。すると、寝るまでの時間は短くなっているのに、子どもとの時間が増えるようにも感じるはずです。ぜひ、家事は全部後回しにして、寝る前は、お子さんと向き合う時間にしてみてください。 そして、小さい子の場合には、どこかの電気がついていると、寝室から抜け出して、まだ遊ぼうとするかもしれません。消灯時間になったら、一度家中の電気を全て消します。今は夜で、もう寝る時間であると言葉だけでなくムードで伝えていようにすると、子どもも寝る時間だと切り替わるようです。
寝かしつけ後にすることは?
ここまでのルーティンを繰り返していくと、お昼寝がない子の場合には、小学生でも1週間ほどで早寝のリズムが定着していきます。お昼寝があり、リズムが掴みにくい子の場合には、定着までにしばらく時間がかかりますが、根気強く続けていくと、徐々に寝つきがよくなっていくはずです。 寝つきがよくなるまでは、しばらくの間耐えることが必要ですが、定着すると21時頃には寝室から出て残りの家事をする時間に当てることが可能になります。初めのうちは、一緒に寝て、片付けは朝にするのがおすすめです。寝つきがよくなれば、また夜に全ての部屋のリセットをしてから次の日を迎えることも可能になるので、まずは早寝を定着させることを第一に取り組んでみてください。 今回は、帰宅後2時間半で消灯するルーティン例を紹介しました。早寝部で取り組んできた多くの方が、この流れに慣れた後、少しずつ隙間時間に家事を足して、帰宅から2時間半の消灯を継続されています。 しかし、19時に帰宅になるような場合や、消灯が20時以降になると子どもが不機嫌になってしまうような場合などは、2時間半よりもっと早く寝かしつけたいと思うかもしれません。次回のコラムでは、『帰宅から2時間半より早く消灯するためのルーティン』を紹介します。次回も読んでいただけたら嬉しいです!
【Profile】れーこ(@reikojitan)
小5、小2、年長の3姉妹の母。小学校教諭から専業主婦を経て、現在フリーランス。 『子どもの睡眠時間』と『ママの自分時間』の確保をすることで『子どももママも毎日ご機嫌』が叶うのではないか?と考え、3年前から19時消灯を実践。19時消灯のための時短術、小学校入学前後の情報、早寝早起きをすることのメリットをInstagramで発信中。
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