これ大人も子供も絶対楽しいやつ!免許不要、子供OK、ルーフありetc.「電動カーゴバイク」気になる3台
電動キックボードがあっという間に人気となり、免許不要の電動バイクが登場して……と、2023年の法改正で、一気に“免許なし難民”の選択肢が増えたが、次に来るのは「カーゴバイク」かもしれない。 ▶︎すべての写真を見る 荷物を運ぶ自転車といえば、後ろの籠に野菜をたっぷり載せて走れる地方でよく見る三輪の乗り物か、リアカーをけん引したような業務用自転車が日本ではまず思いつくが、ヨーロッパではとってもスタイリッシュなカーゴバイクが、子育て層の毎日の足として利用されているようなのだ。 子供の送り迎えの“ママチャリ”として使ってもおしゃれで、コストコへの買い出しも対応できるほど大容量。これは日本の子供も大人だって楽しいに違いない!
トヨタが手掛ける、子供も最高に楽しいカーゴバイク
ハイブリッドカーにBEV(電気自動車)、水素で発電する燃料電池車や、水素を燃やして走る車など、脱炭素化に向けた全方位戦略が功を奏しているトヨタ。 さらにフランスでは、カーゴバイクまで販売している。
手を組んだのは、フランスでカーゴバイクを10年に亘って作っているDouze Cycles社。両社で手掛けた「Cargo Verso」は、溶接を一切使わない堅牢なアルミの鋳造フレームによって、ハンドルと前輪との間に大きなスペースを備えている。そこに荷物や子供を乗せて運ぶというわけだ。 もちろん、ヤマハ製モーターによる電動アシスト付きで、バッテリーは取り外し可能。1回の充電で最大100kmドライバーの脚を手助けしてくれる。
荷物は上限100kgまで、子供なら、年齢によるが2人~3人まで乗せられるという。しかも購入後のメンテナンスもトヨタディーラーに行けば済むなんて、フランス人が羨ましい!
まるで飛行機の離着陸? 斬新なハイテクカーゴバイク
一方、こちらはドイツのスタートアップ企業「TARRAN」が開発したカーゴバイク「T1 Pro」。最大の特徴は、カーゴ下の補助輪が飛行機のように格納&展開することだ。 低速中にブレーキをかけると自動的に補助輪が展開してバランスを保ち、転倒のリスクを軽減。もちろん停車中も補助輪は展開したままだから、乗降も、荷物の積み込みも、子供(2人まで乗車可能)の載せ降ろしも安心して行える。 一方、安定して走行していると判断すると自動的に補助輪を格納するという、インテリジェントな電動アシスト付きカーゴバイクなのだ。