超満員だったのは? Jリーグ収容率ランキング6位。新スタが欲しい!? キャパ1.5万人ではすぐ埋まる
2024シーズンの明治安田生命Jリーグは全日程を終えた。スタジアムの盛り上がりを知る上で観客動員数は重要な指標だが、収容可能人数に対してどのくらい埋まったかというのも大事だ。スタジアムを満員にしたのはどのクラブか。今回は、2024シーズンにおけるJ1からJ3までの各クラブのリーグ戦収容率を計算。スタジアムを熱気で満たしたクラブを、ランキング形式で順位ごとに紹介する。
6位:湘南ベルマーレ 本拠地:レモンガススタジアム平塚(15,380人収容) 平均入場者数:11,315人 平均収容率:73.6% 2024シーズンのJ1リーグで15位となった湘南ベルマーレは、収容率が73.6%で、Jリーグ全体で6位に入った。 湘南は平均観客数がJリーグ全体で20位の11,315人だった。収容率が高い要因の一つは、本拠地レモンガススタジアム平塚の収容人数が15,380人と、J1のクラブとしては比較的小さいことにある。 ホームスタジアムのキャパシティが10,000人台のクラブはJ1では3つのみであり、いずれもこのランキングのトップ10に入っていることからも、小規模なスタジアムは収容率という指標ではプラスに働くと言っていいだろう。 今シーズン、湘南は5試合で収容率80%超を達成しており、その中でも横浜F・マリノス戦ではシーズン最多の13,192人を動員、収容率は85.8%となった。一方で、最低動員数は第6節の東京ヴェルディ戦で6,803人、収容率は44.2%だった。この大幅な減少は、同試合が平日開催だったことが主な要因と考えられる。 高い収容率を維持した湘南だが、2024シーズンのホームでの敗戦数はリーグワーストタイの10回に及び、スタジアムの雰囲気が成績に直結しなかった点は課題として残った。 2025シーズンでは、より安定したパフォーマンスで観客の期待に応え、スタジアムの熱気をチームの成績向上につなげることが求められるだろう。
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