トランプ氏「北朝鮮の介入でウクライナ戦争が複雑に…私は金正恩と仲が良い」
トランプ次期米大統領が北朝鮮の介入でウクライナ戦争を終わらせるのがさらに複雑になったと明らかにした。 トランプ氏は12日(現地時間)、米時事週刊誌タイムが公開したインタビューで「(ウクライナ戦争に)北朝鮮が介入すれば非常に複雑な要素となる」と明らかにした。トランプ氏の発言はウクライナ戦争とガザ紛争をどう解決するのかという質問に答える過程で出てきた。 トランプ氏はウクライナ戦争でのもう一つの変数は北朝鮮の介入だと指摘した。トランプ氏は「私は金正恩(キム・ジョンウン、国務委員長)をよく知っている。私と金正恩と仲が良い」とし「彼がまともに相手にした人は私が唯一だ」と話した。 トランプ氏は今回の選挙運動過程で、自分が当選すれば「24時間以内にウクライナ戦争を終わらせる」と公言してきた。 トランプ氏はウクライナを放棄するのかという質問に対し、「私は合意に到達することを望み、そのようなことができる唯一の方法はあきらめないことだ」と答えた。 また、中東戦争について「今も中東で非常に生産的に事態が進行している」とし「ロシア、ウクライナの状況より複雑だが、解決するのは相対的に容易だと考える」と述べた。 トランプ氏は生産的なことが何かについては今すぐ明らかにできないとしながらも、「非常に悪くて複雑な要因が多いが(2つの戦争が)それぞれまたは同時に終われば、私がどれほど良いことをしたのか見せるはず」と話した。 この日、タイム誌は2024年「今年の人」にトランプ氏を選定した。トランプがタイム誌の「今年の人」に選ばれたのは米大統領選挙で初めて勝利した2016年に続いて2回目となる。