スズキ「原付2種スクーター」がスゴイ! 同エンジン&フレームで“3つの個性”を表現!? 異なる特性を持った「バーグマンストリートEX125」「アヴェニス125」「アドレス125」に注目!
スズキの「グローバル3兄弟」に注目!
日常の移動をより快適にする125ccスクーターは、日本国内でも高い人気を誇るカテゴリーです。 スズキはこのカテゴリーで「バーグマンストリートEX125」「アヴェニス125」「アドレス125」という3車種のスクーターをラインナップしています。 それぞれ同じエンジンとフレームを共有しつつ、デザインや性能、利便性に違いを持たせ、幅広いニーズに応える構成となっています。 この3車種には、どのような差別化が行われているのでしょうか。 【画像】スズキ125ccの3兄弟「スクーター」の画像を見る!(28枚)
まず、これらのスクーターはスズキインド法人がインドで生産をしており、海外でも販売されているグローバルモデルとなっています。 そして共通するのが、スズキのSEP(スズキ エコ パフォーマンス)技術を採用した124cc単気筒空冷エンジンです。 バーグマンストリートEX125は、アイドリングストップシステムとサイレントスターターシステムを組み込んだ進化版SEP-αエンジンを採用。 このエンジンは、最大出力8.7馬力(バーグマンストリートは8.3馬力)、最大トルク10Nmを発揮し、街中での加速性能やスムーズな動きを実現しています。 また、燃費性能にも優れており、1リットルあたりWMTCモードで53.8ー56kmの航続距離を誇ります。 さらに、軽量で剛性の高い共通フレームを採用することで、優れた安定性と取り回しの良さを両立しています。 この基本設計をベースに、それぞれのモデルが異なる特徴を持つことで、ライダーの用途や好みに応じた選択肢を提供しています。 バーグマンストリートEX125は、快適性と高級感を重視したモデルです。 シティコミューターとして都会的なデザインを採用し、フロントにはウインドシールドが装備されているため、風圧を効果的に軽減します。 また、シートはゆったりとした設計で、長時間のライディングでも疲れにくい構造です。 フットスペースが広いため、足元の自由度が高い点も魅力の一つです。 さらに、シート下収納は約21リットルを確保し、荷物や買い物袋を収納する際にも便利です。 USB充電ポートも標準装備されており、スマートフォンの充電が必要な通勤時などにも役立ちます。 バーグマンストリートEX125は、快適さを求めるライダーにとって理想的な1台です。 一方、アヴェニス125は、スポーティなデザインとダイナミックな走りを楽しめるモデルです。 外装はシャープなラインを多用し、軽快な走りと個性をアピールするスタイリングが特徴です。 LEDライトや立体的なカウルデザインが、スポーティさをさらに強調しています。 乗り味も3車種の中で最もダイレクトで、ハンドリング性能が高く、ツーリングやちょっとしたワインディングロードでの走行も楽しめます。 また、燃料タンク容量が5.2リットルと大きめに設定されているため、長距離走行にも適しています。 アヴェニス125は、見た目と走りの楽しさを求めるライダーにぴったりのモデルです。 そして、アドレス125は実用性とシンプルさが際立つモデルです。 スリムなボディは取り回しがしやすく、狭い駐車スペースや混雑した街中でも扱いやすいのが特徴です。 デザインは丸みを持たせたシンプルな仕上がりで、誰にでも馴染みやすい印象を与えます。 105kgと軽量な車体は、初心者や女性ライダーにとっても扱いやすく、気軽に乗れる点が魅力。 また、車両価格も3車種の中で1番安いというところもポイントになっています。 日常の足として気軽に使いたい方にとって、アドレス125は最適な選択肢です。 このように快適性を重視するならバーグマンストリートEX125、スタイリッシュでスポーティな走りを求めるならアヴェニス125、シンプルで扱いやすいモデルを探しているならアドレス125と、それぞれが異なるライフスタイルに適した特徴を持っています。 ※ ※ ※ 車両価格(消費税込)は、バーグマンストリートEX125が31万7900円、アヴェニス125が28万4900円、アドレス125が27万3900円です。 最大乗車定員は2名で、運転にはAT小型限定普通二輪免許以上が必要になります。
くるまのニュース編集部