ルール決めてる?子どものスマホ利用トラブル 小学生に多い「ゲーム課金」 中高生は「化粧品・サプリ」定期購入で 課金は150万円の事例も 「親自身のセキュリティー認識の緩さ」も課題
青山アナウンサー では、実際に子どもたちの間にどんなトラブルが多いのか見ていきます。 ・小学生=「ゲーム課金」 ・中高生=「化粧品」の購入…脱毛クリームや美容液など これは1回だけで解約できると思ったら定期購入だったとか、次から商品の値段が高額になる契約だったなど色々なパターンがある。 そして、 ・高校生=「副業に関する相談」 アルバイトとしてお金が稼げると銘打って、その前にマニュアル購入してください、などと要求されたりするものです。 青山アナウンサー 対策としては、保護者が子どものスマホ利用を管理できる「ペアレンタルコントロール」の機能を活用したい。サイトの閲覧・利用時間を制限できるだけでなく、無断でアプリを取り込んだり、無断課金ができないようにする機能ということです。 そしてやっぱり一番は家族でよく話し合ってスマホ利用のルールを決めることが大事です。 予期せぬ定期購入にあわないためには、通信販売はクーリング・オフ制度が適用されないので注意し、解約条件など注文サイトの画面を細かく見ることも大事になってきます。 ■子どものスマホをチェックする?「LINE」が気になる人が多く 青山アナウンサー 子どものスマホをチェックするかどうかについて、番組で行ったアンケート調査では、「する=51%」、「しない=49%」となり結果は拮抗しています。 チェックする人にチェックの仕方を尋ねたところ、 ・毎日いったんスマホを取り上げる ・中学3年までは同意のもとチェックしていたが、今はプライバシーもあるので任せている ・日々の利用時間も決めて1日15分まででゲームやYouTube、SNSは制限をして閲覧不可にしている などの回答がありました。 そして多くの回答が寄せられたのが「LINEが気になる」というもの。 ・LINEの中身を確認している ・LINEの言葉使いや、知らない人とつながっていないかをチェック ・LINEの中でトーク画面や友だちにだれがいるかを確認 といった回答が寄せられました。
中根アナウンサー 細かにチェックしている家庭もあれば、任せている家庭もある。親がしっかり知識を持つことが大事になりそうですね。 青山アナウンサー 夏休みは親子で話をするいいチャンス。一緒にSNSについて学んだり話し合ったりする時間をとるのはいかがでしょうか。
中国放送
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