星稜が阿南光降し初の4強 4度敗れた準々決勝の壁越える センバツ
第96回選抜高校野球大会は28日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で準々決勝があり、昨秋の明治神宮大会を制した星稜(石川)が5―0で阿南光(徳島)に零封勝ちし、準決勝に進んだ。背番号「18」の戸田慶星投手が完封した。 【熱戦を写真で】星稜-阿南光(準々決勝) 星稜は過去に準々決勝を4度戦ったが、いずれも敗れており、初の4強入りを果たした。石川県勢の春ベスト4入りも初めて。 阿南光は春夏通じて初の準決勝進出はならなかった。 星稜は第10日(30日)第1試合の準決勝で健大高崎(群馬)と山梨学院の勝者と対戦する。 ◇戸田が2安打無四球の完封 星稜の戸田が2安打無四球で完封した。ストライク先行でテンポ良くアウトを重ねた。打線は一回に萩原の適時打で1点を先取。二回は長短打4本を集めて3点を加えた。阿南光は先発の大坂が二回途中4失点。吉岡は好救援したが、打線が援護できなかった。