【オーストラリアで時計の製造を実現】日本未上陸の時計ブランド“ニコラス・ハッコ(NHW)”に注目
マークⅡはNHW 創業者・ニコラスの祖父である、ミハイロ・ハッコが1930年代後半に始めた NHW の時計製造の歴史を記念したモデル。 時計師として見習い期間を終えた祖父のミハイロは、50年代初頭に時計修理と小売業を始めた。ミハイロはニコラスの父を育て、その父がニコラスを育てた。現在、ニコラスは一族の伝統を受け継ぎ、息子を英才教育している。マーク2 は、オーストラリアの独立時計製造業を代表する時計となっている。 マークⅡのデザインはチームでのブレインストーミングから始まり、20回以上、数カ月の時間を費やし、最終デザインが完成した。 文字盤はグレード5のチタン製アルマイト仕上げで、波模様のギョーシェ彫りが施されている。ケースは直径40mmの316Lステンレススチール製。 ベースとなる文字盤、針、アプライドインデックス、ネームプレートはグレード5チタン製となっている。ムーヴメントはソプロド社製の自動巻きムーブメント、Cal.M100を搭載。 ドーム風防はARコーティングのサファイアクリスタル製で、防水機能は100mとなっている。5年保証付きで、無論、スペアパーツはすべて在庫している。販売価格は 7900豪ドル(日本円で約 77万8000円)だ。
文◎William Hunnicutt