「それが仕事だと思っている」ソフトバンク、城島健司氏がCBO就任会見 同席の小久保監督「やっと地に足をつけて野球だけに向き合う」
ソフトバンクの城島健司球団会長付特別アドバイザー兼シニアコーディネーター(48)が21日、福岡市内のホテルで来年1月に新設されるチーフベースボールオフィサー(CBO)への就任会見を開いた。球団会長付特別アドバイザーは兼務する。 ■【あわせて読む】「残念ながら卒業になります」城島CBO、地元TVレギュラー番組降板へ 城島氏は「横文字で長いやつがいっぱい。毎年役職が変わっていて長いんですよね。現場だけでなく、フロントが理解して、未来の人につなげていく。それが仕事だと思っている」と話した。 同席した小久保監督は「城島健司がやっと地に足をつけて、野球だけに向き合う時間が来たなと心強く思っています」と話した。 新設のCBOはフロントの実質トップとみられ、王球団会長の思いを継承しながら球団運営に参画。コーディネーターを統括するとともに、1軍監督のアドバイザーを務め、就任2年目を迎える小久保監督との2トップで常勝球団の構築を目指す。 城島氏は長崎県佐世保市出身。大分・別府大付(現明豊)高からドラフト1位で1995年に前身のダイエーに入団し、2003年に最優秀選手(MVP)に輝くなど強打の捕手として3度のリーグ優勝、2度の日本一に貢献。米大リーグ、阪神でもプレーし、12年限りで現役引退。19年12月、球団会長付特別アドバイザーとしてソフトバンクに復帰した。 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社