“脱炭素運動”の愛称が「デコ活」に!著名人らが8000件超の候補から選ぶ…この愛称に込めた思いとは
▼歌人 俵万智さん
8000以上もの応募があったということで、こういう運動への愛称を皆さん、多くの人が考える、その過程の中で既にこの運動の広がりっていうものがスタートしているのかなっていうふうな手応えを感じる選考会でもありました。皆さんそれぞれが言葉について、あるいはそのカーボンを減らすっていうことについて、すごく議論が白熱しました。上白石萌音さんが途中で、最初エコ活っていうこともね、候補にあったりしたんですけれど、デカフェっていうふうにして、“デ”っていう言葉もすごくなじみがあるのよねっていうふうなことをおっしゃったり、あるいは若い方がSNSで広がるにはこういうのがいいんじゃないかしらっていう意見があったり、本当に幅広い意見が集約してステキな言葉が選ばれたなというふうに感じました。この選考に関わった者として、この言葉が多く浸透していくことにもこれから微力ながら協力していけたらなというふうにも感じました。
▼シドニー五輪 マラソン金メダリスト 高橋尚子さん
今回このデコ活というね、言いやすい言葉に決まったことで、カーボンニュートラルの実現というのが皆さんにとってすごく身近なもののきっかけになってくれたらうれしいなというふうにも思います。やっぱりカーボンニュートラルの実現というのは、国や自治体、また企業が取り組むだけではなく、私たち家庭、いつも生活の中でも変えられるものであり、きっかけになることっていうのはたくさんあります。家ではLED電球に変えたりとか、節水をしたり、外に出たらサステナブルファッションであったり、次世代の自動車。自分の周りをもう一度見直すきっかけにもなりますし、そういったところから、時間が余裕ができたり、また出費が抑えられることで、豊かな生活につながるということで、この言葉がまた身近になるんじゃないかと思います。 例えば伊達さん、このエコ、、、 (伊達:デコ活?) エコ活じゃなくて、デコ活ですね。 (伊達:もう忘れたんですか?) デコ活何してますか? (伊達:残さず食べてます。) っていうようなね、会話が日常から皆さんの中で交わされたりとか、企業ではこのデコ活キャンペーン、プロジェクト、家ではじゃあ今回デコ活週間しようかっていうような言葉で広がっていったり、今おっしゃられたSNSで皆さんが意見を共有したり、広がりがある、そんな愛称だと思うので、これをきっかけに多くの人たちに広まっていけばいいなというふうに期待しています。