“脱炭素運動”の愛称が「デコ活」に!著名人らが8000件超の候補から選ぶ…この愛称に込めた思いとは
▼一般社団法人日本経済団体連合会 十倉雅和会長
今、西村大臣からお話ありました通りで、本当、ヤラセでなくガチンコで、意見が最初まとまるんかなと思いましたけども、デコ活でまとまりました。デコはローマ字にするとDECOですから、CO₂を減らすとも読めますし、“ECO”活動を“D”OUBLE、活発にするとも読めますし、非常にいい用語だと思います。“活”は活動の“活”であります。で、もう一つ意見が多かったのはやっぱりその活動に絡むんですが、バタフライエフェクトで、一人一人の小さな営みが大きなうねりになって、大きなことを起こすという。まさにこれにふさわしいという意見もあったんで、その辺もロゴマークで組み合わしたらどうかという意見もありまして、今後検討されると思います。経済界、産業界としては、このグリーントランスフォーメーション、カーボンニュートラルにふさわしい製品やサービスを出すように努めていきたいと思います。産業界の中でも、その活動、デコ活を活発にしていきたいと思います。
▼東京都 小池百合子知事
2005年にクールビズという言葉、これを公募の上決めさせていただいて、一瞬にして広がったところでございます。もう夏はクールビズは当たり前と今、当時は営業マンなどそんなの無理だという非常識と捉えていたのが、今や常識になっている。デコ活というのもですね、今、気候変動が目に見えてですね、脅威となっている。そういう中でエコのみならず、デコ、このdecarbonizationを進めていくという、ちょっと引っかかりのあるところで、かつ、それが共感を呼ぶようにこれからも広めていっていただきたい、共に広げていきたいというふうに思っています。一人一人の行動が、今のこの気候変動につながっていることを考えれば、アクションにつなげられるような、そんな4文字になったらというふうに思っております。