ローマーダービーの終盤に乱闘騒ぎ…ラツィオFWカステジャーノスとローマスタッフが退場処分に
ローマとラツィオによるローマダービーの終盤にひと悶着があった。 5日に行われたセリエA第19節で首都ローマに本拠地を置くローマとラツィオのダービーが開催。開始早々の10分にローマ主将のロレンツォ・ペッレグリーニが先制弾を挙げると、その7分後にアレクシス・サレマーカーズが追加点をマーク。その後、両チームともにチャンスを作るも試合は動かず、ローマが2-0でラツィオを下した。 昨シーズンの4月に行われた一戦に続いてローマがラツィオを下した一戦では、両チーム合わせて9枚のイエローカードが出て、終盤にはラツィオのバレンティン・カステジャーノスがレッドカードを提示されるなど荒れた試合に。さらに、試合中には両チームの選手たちが口論になる場面も複数回にわたって見られた。 そんな一戦の後半アディショナルタイムにマッツ・フンメルスがカステジャーノスに反則すると、ラツィオFWが報復としてローマDFの大腿に蹴りを入れる。すると、両選手はもみ合いとなり、その後カステジャーノスが退場となった。 さらに、両クラブの選手とスタッフが入れ乱れて乱闘騒ぎに。その中でローマのエヴァン・エンディカが警告を受け、さらにローマのスタッフに対してもこの試合2枚目のレッドカードが提示された。 その後、落ち着きを取り戻すと、主審のルカ・パイレット氏は試合を再開させ、これ以上の大きな混乱はなく、残り数分間をプレーした後、試合は無事に終わりを迎えた。