「鶏そぼろ」の使い回しをマスター! 大量保存+アレンジ活用が便利すぎた〈HugKum 時短レシピ隊〉
三色丼の作り方
出来上がった鶏そぼろを使って、三色丼に仕上げる手順をみていきます。たんぱく質、ビタミンが摂れる栄養バランスの良い一品です。 ■材料 (2人分) 鶏そぼろ 2人分(150~200g) 温かいご飯 2膳分 【小松菜の浅漬け】 小松菜 1/2束 塩 小さじ2 【玉子そぼろ】 卵 2個 砂糖 小さじ2 酒 小さじ1 塩 少々 ■小松菜の浅漬け 小松菜の他、茹でたサヤインゲンや枝豆、炒めたピーマンなどでも。お子さんが好きな野菜を選んでください。浅漬けは最初に仕込んでおくと、ちょうどよく仕上がります。 【1】小松菜を細かく刻んでください。 【2】塩を振り、軽くもみます。15分ほど置き、水が出てきたらしっかりと絞ります。 ■玉子そぼろの作り方 玉子そぼろの他、錦糸玉子や、目玉焼きをのせる方法もあります。 【1】フライパンかお鍋に卵と調味料を入れ、よく混ぜ合わせます。菜箸を左右に動かし、卵液を切るように混ぜてください。 【2】コンロの火を、弱火よりやや強めにセットします。 【3】鍋の縁から固まり始め、中央がゆるい液状になってきたら、菜箸でかき混ぜます。 【4】全体を混ぜながら、ポロポロの食感に仕上げます。 【5】火を止めたら、余熱で火が通りすぎないよう、すぐに鍋をコンロから下ろしてください。 ■仕上げ 温かいご飯を丼に盛りつけ、鶏そぼろ、小松菜の浅漬け、玉子そぼろを彩りよく配置して完成です。
じゃがいもの鶏そぼろ和え
鶏そぼろとじゃがいもは相性抜群の組み合わせ。コロッケの中身を思わせる和え物にしていただきます。一度作れば、覚えてしまうくらい簡単です。 ■材料 (2人分) 鶏そぼろ 大さじ2 じゃがいも 3個(300g程度) 塩こしょう 適量 ■作り方 【1】皮付きのじゃがいもを洗い、ラップで包みます。中サイズのじゃがいも1個につき、電子レンジ(600W)で約3分30秒加熱します。じゃがいもの大きさに応じて加熱時間を調整してください。 【2】加熱後、すぐに取り出さず5分ほど置くと、熱が均一に行き渡ります。竹串がスッと通れば、火が通った合図です。 【3】熱いうちに皮をむきます。お好みで、食べやすい大きさに切るか、粗めにつぶします。 【4】じゃがいもに塩こしょうをまぶし、鶏そぼろと和えてください。 ■アレンジ じゃがいもの皮をむいた後、熱いうちに有塩バター10gと和えると、じゃがバターになり、コクが出ます。また、粉チーズを加えるアレンジもおいしいです。 ■その他の使い方 甘みがあり、くせのない鶏そぼろは、さまざまな料理に添えられる万能具材です。使い方のアイデアをご覧ください。 ■混ぜて焼く 卵液に鶏そぼろを混ぜ込んで玉子焼きにすると、お弁当に最適なそぼろ焼きが完成します。 その他、チャーハンの具材や、グラタン、チヂミの具にも活躍します。 ■あんかけ 鶏そぼろにチキンスープを加え、あんかけにするととろみがついて食べやすくなります。温めた豆腐や、にゅうめんにかけてください。すでに鶏そぼろには味付けが済んでいるので、スープの味付けを薄めにするのがポイントです。 和風だしで炊いたかぼちゃ、大根、里芋などに鶏そぼろを加えれば、すぐに味の変化が楽しめます。これをあんかけにすると、体も温まり一石二鳥です。 ■トッピング 鶏そぼろはトッピングとして使える場面も豊富です。温かいご飯だけでなく、冷麺やうどんの具として加えてください。さらに、納豆に鶏そぼろを加えると、絶品のトッピングになります。ご飯やうどんに合わせれば、忙しい日のランチにも大活躍します。
作り置きがあれば安心、鶏そぼろ
鶏そぼろは便利な万能食材です。基本の作り方を覚えれば、冷凍保存してさまざまな料理に活用できます。三色丼やじゃがいもとの和え物など、簡単でおいしいレシピを紹介しました。また、玉子焼きや納豆、うどんなど、アレンジの幅も広いです。 作り置きしておくと、忙しい日々の食事作りの強い味方になるので、ぜひ活用してください。
構成・文・写真(一部を除く)/もぱ(京都メディアライン)