「八戸前沖さば」 3年ぶりにブランド認定
青森朝日放送
八戸市の地域ブランド「八戸前沖さば」の基準を満たしたサバが、2024年は順調に水揚げされているとして、28日、3年ぶりにブランド認定を宣言しました。 【サバのまち八戸協議会 野田一夫会長】 「21日の水揚げ分からについて『八戸前沖さば』のブランド認定をしていきたいと思っています」 「八戸前沖さば」は、「サバのまち八戸協議会」が認定した期間に三陸沖以北の日本近海で漁獲され、八戸港に水揚げされたサバのことです。 ブランドとして認定する漁獲期間は、水揚げ状況や脂の乗り、重さなどを参考に協議会が判断しています。 2023年と2022年は、記録的なサバの不漁となりブランド認定が見送られましたが、2024年は11月21日から28日までに「八戸前沖さば」の基準を満たしたサバが、巻き網と定置網で合わせておよそ1800トンと順調に水揚げされています。 「八戸前沖さば」の中でも重量550グラム以上の大型のサバは、上位ブランドの「銀鯖」に認定されます。 【サバのまち八戸協議会 野田一夫会長】 「八戸のサバがどれだけおいしいのか、何度試すことができるのかって過去2年間思った時もあったのですけれども、それでも今取れる時にどれだけ口にできるのか、体験できるのか、それを楽しみに皆様楽しんでいただきたい」 ブランドの認定は3年ぶりで、認定期間の終了については今後の水揚げ状況を見極めながら判断するということです。