ラジコン趣味が高じて「ドローン」を買ったという友人。「値段」も気になりますが、そもそも「飛ばせる」ものなのでしょうか?
みなさんの中には、ドローンに興味があって、実際に飛ばしてみたいと考えている方もいるかもしれません。ドローンの飛行には、さまざまな法律や規制だけでなく、国家資格免許制度もあります。 そこでこの記事では、ドローンを趣味で使ってみたい方のために、飛行に関する免許や、趣味で使えるドローンの種類や価格帯について詳しく紹介します。 ▼町内会費の支払いを拒否したら「今後ゴミを捨てるな」と言われた! 本当に従う必要はあるの?
ドローンを飛ばすのに免許は必要?
2022年12月5日から、ドローン飛行の国家資格免許「無人航空機操縦者技能証明制度」がスタートしました。ただし、「特定飛行」に該当しなければ免許は不要だとされています。 国土交通省によると、特定飛行とは「空港等の周辺」「人口集中地区の上空」「150m以上の上空」「緊急用務空域」を指すとしています。 資格には「一等無人航空機操縦士」と「二等無人航空機操縦士」の2種類ありますが、レベル4飛行(有人地帯における補助者なし目視外飛行)で飛ばしたい場合は「一等無人航空機操縦士」が必要になるようです。
ドローンの種類と価格帯
100g以下のドローンは一般的に「トイドローン」と呼ばれ、航空法対象外の機体として初心者におすすめの種類です。なかにはラジコンのようにレースに用いられる「競技用ドローン」というものもあるようです。 価格帯は数千円前後~10万円以上と幅広く、性能によって異なるようです。高画質で撮影できるカメラやバッテリー容量、予備バッテリーの付属による飛行時間、障害物回避性能など安定飛行に必要なサポート機能の有無などが価格に影響します。 100g以下の「Tello」は1万3000円ほどで、ドローン入門者にぴったりの手頃な機種だと考えられます。最大飛距離は100m、飛行時間は13分、スマートフォンで操作が可能なようです。安定したホバリング機能やタップで簡単なトリック操作ができるなど、飛行機能にも優れたドローンだといえるでしょう。 「Holy Stone HS420」は、1万円以下で購入できる非常に手ごろなドローンだといえるでしょう。全方向にプロペラガードがついているため、低年齢層の子どもでも安心して使用できる可能性があります。重量はおよそ31g、飛行時間はバッテリーが3つ付属し、合計約18分です。 ドローンで何をしたいのかを明確にし、自分に合ったドローンの機種を選びましょう。