エンドランじゃなかった!?“跳躍力MAX”の神走塁…ソフトバンク周東が明かす“衝撃プレー”の真実
今年も持ち前の“脚”を使った活躍で多くのファンを喜ばせるとともに、チームのリーグ優勝に大きく貢献したソフトバンク・周東佑京。そんな周東が今季見せた“ある衝撃プレー”について言及した。 【映像】“跳躍力MAX”の神回避 8月16日にみずほPayPayドーム福岡で行われた千葉ロッテマリーンズ戦、1回裏・ソフトバンクの攻撃での一コマ。この回先頭で打席に入った1番・周東は、四球を選んで出塁すると、続く2番・今宮健太の打席で、カウント0-1からの2球目にスタート。しかし今宮も打ちに行き、打球は右方向への強いゴロに。これがはからずも既にスタートを切っていた周東に向って飛ぶこととなったが、その際、周東は打球が近づくと、軽快な身のこなしで軽々と打球を飛び越え、そのまま二塁へとスライディングしてセーフに。打球の直撃を免れつつ、ロッテ守備陣の送球よりも先に二塁へと到達するという、文字通りの離れ技を披露することとなった。 この“跳躍力MAXの神走塁”について周東は、『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)の直撃インタビューに対し、「(あの場面はエンドランではなく)勝手に走って」と、当初、エンドランのサインが出ていたと考えられていたものの、実際には単独スチールでスタートを切っていたことを明かした上で、「(打球をしっかりと)見て。止まったらゲッツーだなと思ったので。“跳んだ”という感じですね(笑)」と、咄嗟の判断でジャンプし、アウトになることから逃れようとした結果のプレーであったことを告白。さらにその“瞬間”について「身体が勝手に反応した感じですね」と語った。 その“脚”でしばしば見せ場を作る周東ではあるものの、なかなか見ることのできない“レア”な場面とあってか、このプレーの直後、間近で見ていたロッテのセカンド・小川龍成は首をかしげながら苦笑。ベンチの小久保裕紀監督や奈良原浩ヘッドコーチも思わず笑みを見せていた。 (ABEMA『バズ!パ・リーグ』)
ABEMA TIMES編集部