飯田の「介護ショップマスト」がリニューアル 福祉ネイルなどの新サービス
飯田下伊那を中心に医療機器、介護用品などを扱うマスト(飯田市上郷別府)の直営店「介護ショップマスト」(飯田市羽場町)がリニューアルオープンし、11月28日で1カ月がたった。(飯田経済新聞) 【写真】新設した「ゆまにサロン」福祉ネイルなどリラクセーションサービスを行う 本社内にあった「介護ショップなでしこ」を「介護支援センターますと」内に移し、リニューアルした。同店はベッドやシルバーカー、つえや靴、食器、紙パンツなどの介護用品や衛生用品全般を取り扱う。店には福祉ネイリストが在籍し、新たに「ゆまにサロン」設け、福祉ネイルやハンドトリートメントなどのリラクセーションサービスも提供する。ウェルネス部主任の遠山梢さんは「高齢者や障害者が爪に色をつけることによって会話が弾み、気分も高まり元気がつき、介護予防に直結する」と話す。予約制で店内でのサービスのほか、訪問サービスも可能なため、高齢者や身体の不自由な人も安心して利用できるという。 遠山さんは「福祉ネイルなど新しいサービスの提供を始めたので、幅広くいろいろな方に利用してもらいたい」と呼びかける。マストの松下愛社長は「店内にはサロンスペースも併設したので、ぜひ気軽に店に来てほしい。介護用品と癒やしを通じて、皆さまのクオリティー・オブ・ライフ(QOL)向上をサポートしたい」と意気込む。 営業時間は9時~17時。土曜・日曜・祝日定休。
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