<Play・Hard>磐城 選手紹介/7 清水真岳左翼手(2年) 努力積み重ねる副主将 /福島
磐城の伝統「文武両道」と部訓の「Play Hard」を最も体現している選手だ。木村保監督は「勉強にも野球にも全力で取り組み、コツコツと努力を積み重ねて、結果を出している。全員のお手本のような選手」と評価する。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 学業の成績は、学年でトップ10に入ることもある。「野球ができる時間は、めいっぱい練習に使いたい。勉強は休み時間や移動中など、すきま時間を有効活用するようにしている」と両立のコツを話す。 打てるボールを見極める選球眼が最大の武器だ。「出塁の確実性を高めていきたい。計算できる打者になりたい」と、打線に勢いをつける1、2番の打順を希望している。 「人前で発言することがあまり得意ではない」という控えめな性格だったが、新チームの副主将を任されたことを機に、ミーティングで積極的に発言したり、練習中に仲間にアドバイスをしたりするようになった。「相手の話をしっかりと聞いた上で自分の考えを言うようにしている」 姿勢と言葉でチームを引っ張ってきた副主将は「どんなことも一生懸命やれば、必ず力になる。どんな状況からも好機を生み出せるように頑張りたい」と、大舞台での活躍を誓う。=つづく ……………………………………………………………………………………………………… 身長167センチ、66キロ▽いわき市立中央台南中学校出身▽左翼手▽右投げ左打ち▽長所は打撃時の選球眼▽得意教科は数学