アメリカ人が風邪をひいた時に食べるものに驚き!意外な実情を現地レポート
【ワッキーウッキーのアメリカトレンドレポ】アメリカ在住歴24年のクックパッドアンバサダー・ワッキーウッキーさんがシカゴより最新トレンドをレポート!アメリカで流行っている食材や、日本でもお馴染みのアノ商品の意外な一面などを現地からお届けします。今回は、アメリカで実際に行われている“風邪をひいた時の食事情”をご紹介します。 ◇ ◇ ◇
-29℃になったことも!極寒のシカゴでの風邪対策とは?
ここ何年かは暖冬と言われているシカゴですが、それでも-10℃になることも多い極寒の地。最近では、2019年1月30日早朝に-30℃(-23℉)と記録され(※1)、“南極よりも寒いシカゴ”と揶揄されたのが記憶に新しいところです。
そんな激寒のシカゴでは、当然ながら風邪やインフルエンザ、コロナなども流行りやすく、呼吸器感染症の増加に対してマスク着用を奨励するガイダンスが、2023年12月にイリノイ州疾病対策予防センター(CDC)より発表されました(※2)。 風邪などの感染症にかかってしまったときの食事は、日本では生姜湯を飲む、おかゆを食べるなどがありますが、所変われば食べ物も変わる!ということでアメリカの風邪対策食は日本とは色々違います。 そこで今回は、アメリカで実際に行われている“風邪をひいた時の食事情”をご紹介します。
アメリカでは、風邪をひいたらこれを飲む!
まずは、簡単に用意が出来る飲み物編から。 ■ココナッツウォーター
日本でも一時期流行ったココナッツウォーターは電解質を豊富に含み、嘔吐、発汗、下痢、発熱時などに水分や糖分を補給しエネルギーの源として機能すると言われています。アメリカでは飲みやすい小さい紙パック入りのものが多く、蓋の開け閉めが簡単で飲みかけでも冷蔵庫保管も簡単です。 ■ジンジャーエール
次は日本でもお馴染みの生姜ですが、アメリカでは生姜エキスを含んだジンジャーエールが吐き気や嘔吐を和らげる天然療法の一つとされています。砂糖が少ない物が良しとされ、本格的なジンジャーエールは甘さより辛さが強く、風邪の症状を押さえる効き目を感じます。