メジャー後初ツアーを経てSUPER★DRAGONが得た自信「やってきたことは間違いじゃない」
次に繋げられるようないいツアーになった
――ここまでにも話題が出ていましたが、メジャーデビュー後、初のツアーとなる「MIXTURE」が終わったばかりです。振り返ってみていかがですか? 池田 自分たちが「今できる最大限」が詰まったツアーだったな、と思います。これ以上はあるけど、これ以下はないツアーだった、と終わってからも実感しましたね。 田中 今回メジャーデビューして初のツアーで、新しく見てくださる方も多かったのである意味、自己紹介的なツアーにはなったんですけど、個々が立ったいいものだったな、と映像を見返しても思います。今までで一番楽しそうにしてましたね、メンバーが。自分も楽しかったですけど、そういうメンバーの顔を観られたのが一番、印象的です。 松村 単純にSUPER★DRAGONの今までのツアーの中でめちゃくちゃ一番良かったなっていうのは体感しています。SUPER★DRAGONが本当にポジティブな意味でただの個人の集まりみたいな。すごくいい意味でバラバラだったというのもいいな、と思います。 志村 それぞれやりたいことや、今やり続けてる道をこのツアーで出せたらなと思って、個人のパートもツアーの最初の会議の時点からは提案させていただいていました。タイトルが「MIXTURE」なので。SUPER★DRAGONと、バラバラな個性の9人が集まってるグループ自体がミクスチャーということも背負っていますし。でもそれがうまく混じり合って、最高のレベルで出来上がったんじゃないかなと思います。 古川 単純にすごく評判が良くて。それがめっちゃ嬉しかったですね。彪馬が言っていた通り、これ以下はないね、って。やれることとか、やりたいことはいっぱいあるんですけど、その軸をメジャーデビュー一発目のツアーで再びしっかり提示することができました。だから、評判の良さも「だよね」って。よかったですね、やってきたことが全く間違いじゃなかったんだな、って。 会社の上層部の方達にも終わったあとに、「難しい音楽性かもしれないけど、このスタイルを突き詰めた方がいい」と言われて嬉しかったですし、メンバーのことも、全てが誇らしく感じられる結果にもなったな、と思います。 飯島 このツアーを通して、これが「ミクスチャースタイル」ということだって確信に変わったな、というところはあります。今まで「9人組のミクスチャーユニットです」って言ってきたんですけど、それがしっかりと現わせたライブでした。もちろん、ジャンルレスということもそうなんですけど、パフォーマンスで見せている部分だけじゃなくて、裏で製作してる部分も含めて、ミクスチャーだな、と。ここから次のツアーもミクスチャーは変わりはないけど、ここからどう進化していけるか、ということは楽しみだな、と思います。 ジャン メンバーが個々の見せ場があったからこそ、練習もたくさんしましたし、その緊張感で生まれたからこそ、個々が見せたいもののスキルアップも本番を通じてできたのかなと思います。メジャーデビューして最初のツアーということで、グループとしても個人としても成長の一つに繋がったツアーでしたね。みんなも言っている通りですけど、今までミクスチャーというものが明確にはどういうことかわからないと思っていたBLUEだとか、観ているリスナーたちがこのライブを見て、ミクスチャーがどういうことか分かっていただけたのかな、と。SUPER★DRAGONの良さが詰まったツアーでした。 柴崎 初めて来たというBLUEの方もすごく多かったので、EBiDAN THE LIVEやSNSでは観ていたけど、実はこういう一面があるんだ、とか、このメンバーで今何ができるのか、とか、新しい発見してもらえたライブでもあるのかな、と思います。 僕たちの自己紹介的なライブでもあったんですけど、それが本当にちゃんと広まったライブですし、個々の成長につながったと思います。多分まだ見せられてないところがあるので、そういうところをもっと引き出して、次に繋げられるようないいライブになったと思います。 伊藤 僕はピアノを弾かせていただきまして。「Persona」以来だったんですけど、そのときはもうめちゃくちゃ緊張してて。もちろん今回も緊張しましたけど、ステージのメンバーを感じながら弾くことができたので、楽しめたかなって。 ――公演を重ねるごとに緊張が収まったりするんですか? 伊藤 いやあ、思いのほか追加公演が一番緊張しましたね。「あ、ここで弾けるの最後だな」という思いがあったので。最初も緊張しましたけど、最後に自分の納得いく演奏ができたのでよかったなと思ってます。