【バレー】石川祐希のペルージャが開幕6連勝 最多21位得点でMVP「スパイクで貢献できた」
<イタリア1部リーグ・セリエA:ペルージャ3-2チビタノーバ>◇第6節◇3日(日本時間4日)◇ペルージャ バレーボールのイタリア1部リーグ・セリエAの第6節が3日(日本時間4日)に行われ、パリオリンピック(五輪)で日本代表主将を務めた石川祐希(28)が所属する昨年度覇者のペルージャは、無傷の開幕6連勝を飾った。 セットカウント0-2と追い込まれながらも、故障により欠場が続いていたセッターのジャンネリが復帰。第2セット(S)の頭から出場した石川を起点とした攻撃で主導権を奪い返し、第3、4Sを連取して2-2のタイに戻した。最終セットも一進一退の攻防となったが、石川が好レシーブを連発。要所で強烈なバックアタックも決め、逆転勝利に導いた。 チーム最多の21得点でこの日のMVPを獲得。「個人的にはサーブとレセプションが課題だったと思いますが、スパイクではチームに貢献することができたと思い。また、しっかりとゲームを切ることなく(連勝を途切れさせることなく)勝ち点1を取れたこともチームにとって大きかった」と胸を張った。 ペルージャは6勝0敗勝ち点16の2位。次戦は敵地で8位のターラントと対戦。「また来週の試合に向けて準備をしたいと思います」と気を引き締めた。