アーセナルが苦しみながらも連勝! 敵地でヴィラに2発完勝…トロサールが投入後2分で先制弾
プレミアリーグ第2節が24日に行われ、アストン・ヴィラとアーセナルが対戦した。 21年ぶりのリーグ制覇を目指すアーセナルは、開幕節でウルヴァーハンプトン(ウルブス)と対戦。カイ・ハフェルツとブカヨ・サカがネットを揺らすと、守備陣もしっかりと無失点に抑え、白星発進に成功した。今節対戦するのはアストン・ヴィラ。昨シーズンはホーム、アウェイともに完封負けを喫し、痛恨のシーズンダブルを許している。第2節にして迎えた“要塞”『ヴィラ・パーク』での山場。アーセナルは乗り越えることができるだろうか。 【ゴール動画】トロサールが投入後2分で先制弾! 序盤からボールを保持するアーセナルは、守備時にも前線からハイプレスを敢行し、主導権の掌握を試みる。16分、トーマス・パルティのボール奪取から攻撃に繋げると、マルティン・ウーデゴーアのパスを受けたサカがボックス内右から左足を強振。シュートは枠を捉えたが、GKエミリアーノ・マルティネスの好セーブに阻まれた。対するアストン・ヴィラは25分、最前線でのボール奪取からオリー・ワトキンスに決定機が訪れたが、シュートは枠を外れた。 20分過ぎにかけてはややオープンな展開も増加。アーセナルはショートカウンターからトーマスのミドルシュートやハフェルツの巧みな抜け出しでチャンスを作るが、最終局面での精度を欠き、ネットを揺らすまでには至らない。アストン・ヴィラもモーガン・ロジャーズの突破を起点とした鋭い攻撃で何度か良いシーズンを作るも、GKダビド・ラヤの牙城を崩すことはできず。前半はこのままスコアレスで終了した。 後半最初の決定機は54分のアストン・ヴィラ。GKマルティネスのキックで相手陣内へ侵入し、ボックス手前中央から放たれたアマドゥ・オナナのミドルシュートがクロスバーを直撃。こぼれ球に詰めたワトキンスが至近距離からヘディングシュートを放つも、GKラヤが驚異的な反応を見せ枠外へ弾き出した。対するアーセナルは64分、サカとウーデゴーアの連携からボックス内右へ侵入したものの、GKマルティネスに対応されシュートは打てなかった。 試合の均衡が破れたのは67分、ウーデゴーアのパスに反応したサカがゴールライン際から折り返すと、ファーサイドに流れたボールに反応したのは2分前に投入されたばかりのレアンドロ・トロサール。右足でゴール右下隅に流し込み、アーセナルが先制に成功した。さらに77分にはDFラインの背後に抜け出したトロサールが起点を作ると、ボックス内右でボールを収めたサカの落としにトーマスがダイレクトで合わせ、リードを2点に広げた。 その後は両チームともゴールに迫るシーンを作ったものの、守備陣が粘り強い対応を見せ得点を与えず。試合はこのまま0-2で終了し、アーセナルが連勝を飾った。なお、今夏にアーセナルへ加入したリッカルド・カラフィオーリは79分からピッチに立ち、公式戦デビューを飾っている。次節は31日に行われ、アストン・ヴィラはアウェイでレスターと、アーセナルはホームでブライトンと対戦する。 【スコア】 アストン・ヴィラ 0-2 アーセナル 【得点者】 0-1 67分 レアンドロ・トロサール(アーセナル) 0-2 77分 トーマス・パルティ(アーセナル)
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