「わたしの宝物」田中圭“宏樹”の哀しすぎる選択に涙…「それはダメだよ」「切ない」
冬月に対し、報復するかのように一度決めた融資をキャンセルすると言い出し「公私混同」と非難を浴びた宏樹だったが、冬月から後日“美羽の心の中に自分はいない”“彼女を救ったのはあなただ”と謝罪を受けたのち、再び美羽と向き合う覚悟を決め、美羽にかつて栞を抱いて海に入ろうとしたことを告白したうえで冬月との“すべて”を聞いた。確かにすべてを話した美羽に対して、視聴者からは宏樹がつけた娘の名前に冬月との思い出が詰まっていることまで打ち明けなくてもよかったのではないかという指摘が上がり、宏樹に同情が集まったが、彼は穏やかに「話してくれてありがとう」とだけ言った。
終盤では美羽と宏樹の離婚の協議が進むなか、美羽は弁護士から宏樹が思いがけない決断を下したこと、そして彼が最後の親子三人での面会を希望していることを聞かされる。しかし待ち合わせ場所には彼の姿がなく、同時に宏樹がスマホから栞の写真を一枚一枚噛みしめるかのように消していく姿に「それはダメだよ宏樹」「泣ける」「切ない」と涙の声が相次いだ。
途中、視聴者の間で“救世主”と人気のマスター(北村一輝)の「多分、いい思い出だけ残っちゃうんだよ」「そういう思い出って置き場所に困るよな」という名言もあったが、互いに傷つけ合ってきた美羽と宏樹、そして冬月に果たしてハッピーエンドはあり得るのか。現在に至るまで「結末が全く読めない」と話題沸騰だったが、次週ついに最終回を迎える。(石川友里恵)