FOMCの「利上げ見送り」は間違った選択なのかもしれない
リセッションが懸念されていた
FOMCは「利上げ見送り」を決定したが…(写真:ブルームバーグ)
6月13~14日のFOMC(連邦公開市場委員会)は利上げ見送りを決めた。だが、アメリカ経済の強さを考えると、これは間違った選択だった可能性がある。 アメリカ経済は2023年に入り、すぐにでもリセッション入りするのではないかと懸念されていたものの、半年経過しても堅調な推移を続けている。 そもそもリセッションが懸念されていたのは、昨年3月以降の利上げが景気を悪化させるとみられていたためだ。とくに昨年6月から11月にかけて0.75%ポイントという大幅な利上げが4回連続で実施され、「急速な利上げ」が景気を悪化させるはずだと多くの市場関係者は考えた。
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