【オリックス】宮城大弥が復帰戦で5回無失点 67日ぶり白星となる3勝目を挙げ連敗ストップ
<オリックス3-1ソフトバンク>◇27日◇京セラドーム大阪 オリックスが首位ソフトバンクを下し、連敗を2でストップさせた。悪夢の自力V消滅から一夜明け、投打かみ合って勝利につなげた。 「左大胸筋の筋損傷」から復活したエース宮城大弥投手(22)が、好投でチームに勝機を引き寄せた。5月8日楽天戦(秋田)以来50日ぶりの1軍復帰登板でブランクを感じさせない投球をみせつけ、5回2安打無失点と快投。4月21日ソフトバンク戦以来の67日ぶりの勝ち星となる今季3勝目を手にした。 打線は初回に森友哉捕手(28)が無死一塁から右越えの豪快な3号2ランで先制。なおも2死一、三塁からはレアンドロ・セデーニョ内野手(25)が中前適時打を放ち、さらに1点を追加した。2回以降は追加点を奪えなかったが、ソフトバンク東浜に先制パンチを食らわして試合を優位に進めた。 また、ルーキー古田島成龍(せいりゅう)投手(24=日本通運)は3点リードの8回に登板し、無死一塁から代打柳町に右中間フェンス直撃の適時二塁打を浴び、23試合目にしてプロ初失点。23日西武戦(京セラドーム大阪)で21年広島栗林、22年楽天宮森に並ぶプロ野球記録のデビューから22試合連続無失点を記録していたが、新記録達成を目前で逃した。ただ、最少失点にとどめ、勝利に貢献した。【古財稜明】