今、改めて【フェイラー】が可愛い。お気に入りの一枚を鞄に忍ばせて
恥ずかしながら、常に鞄にハンカチとティッシュを入れているようなタイプではありませんでした。出先のトイレには必ずハンドドライヤーかペーパータオルがあるし、毎回ハンカチを取り替えて洗うのも面倒だなと思っていたのです。しかし今は、編集部内でもマイタンブラーの利用が推奨されているくらい、一人ひとりが環境への意識を高めないといけない時代。電気も紙も、使わない選択だってできるじゃん。と気づき、この機会に改めて気分の上がるハンカチを持ち歩く習慣を付けようと思いました。 【写真】エディターのフェイラーコレクションを見る
最近、フェイラーが可愛く進化しているという噂を聞きつけて
日頃からSNSをよくウォッチしているのですが、ファッション好き界隈の中でここ1~2年「 【フェイラー】のハンカチが可愛い」というポストを頻繁に目にするようになりました。フェイラーと言えば、黒地にダイナミックな花柄をイメージされる方が多いのではないでしょうか。私もその一人で、大きな石の指輪をつけて百貨店でお買い物をするエレガントなマダムに愛されているブランドという印象があり、正直自分が普段身につけているものとうまくマッチしなさそうだなと思っていたのです。が、よくよく調べていくと、フェイラーは花柄だけでなく、動物や宝石、リボン、コーヒー、テニスなど、愛らしいモチーフの柄がたくさんあるではありませんか。 さらにフェイラーの別ライン【ラブラリー バイ フェイラー】がある事に気づきました。気づいてしまったと言うべきでしょうか。これが、私がハンカチ沼にハマった始まりです。
一生可愛いものが好き。内なる欲を完璧に満たす大人のハンカチ
ラブラリー バイ フェイラーは“LOVE”と“LIBRARY”のワードを合わせた造語。公式サイトには"図書館でお気に入りの本を探すように楽しんでギフトを選んでください♪"と記されており、ギフト向けのコンセプトのようです。フェイラーがシックで上品な柄を基調に展開しているのに対し、ラブラリー バイ フェイラーはポップでキャッチーで、時々ひねりの効いた遊び心溢れるデザインをラインナップしているのが特徴です。こちらもフェイラーと同様、伝統的なシュニール織で作られているので独特の風合いや上質さはそのままです。きっとこのハンカチの「可愛い」の正体は、シュニール織にあると考えます。プリントではなく織物ならではの、輪郭がはっきりしないタッチで描かれたモチーフたちが、曖昧であるからこそ大人が持っていても自然で、「大人にはなったけど、一生可愛いものが好きだし身につけたい」という欲を完璧に満たしているのだと。 画像左:パリジェンヌのワードローブをイメージして、ハンドバッグや腕時計がプリントされた「メゾンドシャルロット」¥2,750/フェイラー 画像右:ユナイテッドアローズ別注の、キャンディーカラーの宝石がちりばめられた「JEWEL ハンカチ」¥2,950/ユナイテッドアローズ